【魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜】海鳥プロジェクト

魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜
No.1
魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜1
No.2
魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜2
No.3
魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜3
No.4
魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜4
No.5
魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜5
No.6
魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜6
No.7
魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜7
No.8
魔法少女の髪極刑〜神怒無毛〜8

【ストーリー】

上級魔道士へのキップをかけて、魔法学校の最終選考試験で戦うことになったリリカとダリヤ。

選考試験の前夜、突然ダリヤに闇討ちにあうリリカ。

気が付けばリリカは裸で十字架に。

腰まで届くリリカの黒髪は、他の生徒よりも沢山の魔力を秘めており、ダリヤは以前からその黒髪を狙っていたのです。

懲罰室を兼ねた洞窟で、十字架に手足を縛られたリリカ。

ダリヤは大きな裁断バサミを放つ魔法でリリカの前髪をおでこの真ん中でザックリと!

驚きと怒りの表情を浮かべるリリカ。

ダリヤはその後も容赦なく魔法のハサミでリリカの髪をジョキジョキと切って、肩の上あたり短いショートカットになってしまいます。

髪を切られたリリカは次第にていくうちに魔力が弱まり、だんだん元気が無くなっていきます。

涙を流しながら項垂れるリリカにダリヤは
『リリカ、これが何だか分かる?罪人の懲罰用に使われる一生髪の毛が生えなくなる【神怒無毛・シンドムーゲ】だよ!!』

項垂れていたリリカも、さすがに【神怒無毛】には目を見開き恐怖で怯えていた。

ダリヤは容赦することもなくリリカの頭に神怒無毛をタラ〜と垂らしていき、リリカの頭はツルツルのピカピカ頭になってしまいました。

髪が無くなり魔力の無くなったリリカは十字架から解放された。
そして、リリカの悲鳴が夜空を切り裂いた。


翌日試験会場で来るはずもないリリカを待つダリヤ。

しかし、そこへ黒いマントに黒いフードを被った一人の魔女が現れます。

焦り驚いたダリヤは『お前は誰だ!フードを取れ!』と叫びます。

ゆっくりフードを取った魔女は長い黒髪のリリカでした。

『そんなはずは無い!!』そう叫ぶダリヤでしたが、不敵に笑うリリカは『さぁ試験を始めましょう』と言った。

なるほど、きっと上級魔導士を諦めきれずカツラを被って参戦してきたんだな・・・
それならあっさり一撃で倒してやろう・・・

そう心の中でつぶやいたダリヤは試験開始の合図とともに、得意のイカヅチの魔法でリリカを攻撃しました。

その魔法を造作もなく跳ね返すリリカ。

信じられないという顔でリリカを見つめるダリヤ。

実はこの人物、リリカではなくリリカの3歳年上の姉のマリカだったのです。

妹の惨状を知ったマリカは、妹の復讐のために魔法でリリカに変身して試験に参加していたのです。

しかも、このマリカは3年前の魔法学校での試験で上級魔導士に選ばれ、その後3年間で最上級のごく一部の魔女にしかなれない【神格者】になっていたのです。

マリカは得意の風を操る魔法でダリヤを吹き飛ばすと、そこからは一方的にマリカの支配的攻撃が続きます。

そして、ダリヤの髪をスパスパと切り刻んていき、ダリアの髪を顎当たりのオカッパ頭にしてしまいます。

状況が飲み込めないままダリアは焦って逃げ出そうとしますが、マリカの作った小さな竜巻の様なつむじ風に包まれ、風が止んだ時にはダリヤ裸にされ髪も短く切り刻まれていました。

へたり込んで泣いているダリヤの頭の上からマリカは【神怒無毛】をかけて去っていきました。


1年後、姉のマリカの魔法の力でなんとか髪が生えてきたベリーショートのリリカは、姉のような立派な神格者になるため一生懸命修行に励んでいました。

そして一方のダリヤは、懲罰によって【神怒無毛】の刑にあった罪人たちの住む最下層のスラム街で、一生スキンヘッドの元魔女たちと一緒に肩身の狭い貧しい暮らしを送っていくのでした。

エンド

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