【女性のセクサロイド化や苗床化がごく一般的になった世界の話 〜苗床購入編〜】精神凌●

女性のセクサロイド化や苗床化がごく一般的になった世界の話 〜苗床購入編〜_1

ある日突然セクサロイドになった妹を所有する男が、今度は出産用の苗床を買いに行く話。
文字数は約12,000文字。


「セクサロイドは、出産はできないだろう?」
「そうだね」
隷花はあっさりと頷いた。
「ご主人様の嗜好に合わせて、疑似妊娠や出産はできるけど。本当に孕んじゃったら、赤ちゃんが奉仕の邪魔になるし」
それに、セクサロイドは母親には向かない。
自分の所有者に奉仕することが唯一にして最大の存在意義である彼女らにとっては、自分の赤子といえども二の次以下の存在になってしまうからだ。
「だから、さ」
俺はそこで一息つくと、隷花の顔を見つめた。
「苗床化した女性を一人、その手の店で買おうかと思ってるんだ」





「い、嫌だ! あたしは、そいつみたいになりたくない!」
「最初はみんな、そう言うんだって」
隷花は動けぬ体で必死にもがく苗床女を、背後から抱えるようにして押さえつけた。
そして、耳元で囁く。
「でもね。犯●れて、胎に精液を染み込まされたら、すぐにそれなしじゃいられなくなって、幸福で頭が蕩けるんだよ。苗床って、そういうものらしいから」


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