【かんろとましろ】鏡井

かんろとましろ
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▼あらすじ

『かんろとましろ』

佃煮が好きな田舎娘のましろ。
ひょんなことで畑の古い小さな祠に情けをかけてしまったために祠の主に付き纏われてしまう。

祠に呼び寄せられて恐る恐る話しかけると返事が返ってきた。

「ましろ遅いよ」

姿を現したのはひょろりと痩せこけた真っ黒い煤けた縄のような烏蛇

「ましろだっ」「ましろっ」

ましろを待ちかねていた様子で喜ぶ蛇。

化身となって人の姿を顕すと
龍から蛇へと落ちぶれてしまった自分の身の内を語り、
ましろに力を取り戻すため精気が欲しいのだと願い出る。

その「精気」とは…

何もわからないましろはされるがまま…
ましろの身体を愛撫して愛液をたっぷり貰い満足げな龍の男


はじめは祟られないようにと世話するましろだったが、
蛇(龍)に「甘露」と名付け一緒に過ごすうちに
優しくて愛嬌のある甘露の性格の絆されていく。

落ちぶれた姿でもましろを守りたいと一途でひたむきな愛情を捧げる甘露と
そんな甘露を好きになった優しい女の子の初めての交尾。

本編64ページ
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